各地で被害をもたらした
鳥インフルエンザと現場の対応

 2020年11月、日本国内を高病原性鳥インフルエンザが猛威を振るいました。今シーズンは、20年11月5日に香川県三豊市の農場で1例目が確認されて以降21年3月まで各地で被害が続き、被害状況は国内18県52事例(987万羽)と、過去最大と言われた2005年度を大きく上回る異例の事態となりました。今回は、全ての事例で検出された致死率の高い高病原性ウイルス「H5N8型」がもたらした甚大な被害についてお伝えします。

コメリ災害対策センターでは13県からご要請をいただき、近隣の店舗と連携しながら物資の供給をいたしました。そのなかから、ご要請をいただいた兵庫県様、香川県様、滋賀県様より当時の状況について伺いました。

関連情報

令和2年度 高病原性鳥インフルエンザ

物資要請事例
物資情報 令和2年度 高病原性鳥インフルエンザ

防災への取り組み

 NPO法人コメリ災害対策センターでは、災害発生時に行政からのご要請に応じて必要物資をお届けする事業を行っているだけでなく、平時においては防災訓練等に積極的に参加させていただき、ご家庭で必要な防災用品の展示・説明を行うなど、防災啓発活動も行っております。

供給物資事例

 NPO法人コメリ災害対策センター設立以降、様々な災害が発生し、物資の要請にお応えしてきました。要請物資は災害の内容、災害発生後の経過によって物資の内容、物量が変化していきます。どのような局面でどのような物資が必要となるのか、過去の経験を活かせるよう、物資の要請状況をご紹介しております。