都道府県名 | 人的被害(人) | 住家被害(棟) | 非住家被害(棟) | ||||||||
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死者 | 行方 不明者 |
負傷者 | 全壊 | 半壊 | 一部 破損 |
床上 浸水 |
床下 浸水 |
公共 建物 |
その他 | ||
重傷 | 軽傷 | ||||||||||
福岡県 | 37 | 2 | 7 | 9 | 274 | 830 | 39 | 22 | 587 | 7 | 743 |
佐賀県 | 1 | 1 | 1 | 110 | |||||||
長崎県 | 1 | 2 | 5 | 13 | 4 | ||||||
熊本県 | 5 | 1 | 4 | 28 | 2 | 14 | 1 | 21 | |||
大分県 | 3 | 1 | 5 | 49 | 274 | 5 | 158 | 883 | 1 | 584 | |
合計 | 40 | 2 | 8 | 20 | 325 | 1,108 | 75 | 188 | 1,607 | 9 | 1,352 |
※九州北部地方(主な被害地域)
「平成29年7月九州北部豪雨」では、猛烈な雨の影響で、山間部の中小河川が増水、氾濫し、土砂崩れ等が発生した。これにより、福岡県及び大分県で死者37人、行方不明者4人(平成29年11月2日現在)の人的被害が発生し、住家等にも多大な被害がもたらされた。
河川の氾濫、土砂災害等により、特に甚大な被害が発生した朝倉市、東峰村及び日田市では、道路崩壊、鉄道橋流失、土砂流入、冠水等により交通が寸断され、多数の集落が孤立状態となった。さらに、一部地域においては、NTT回線及び携帯電話が不通となり、大勢の住民の安否が確認できない状態が発生した。
また、山腹崩壊及び土石流の発生に伴い大量の流木が下流に流れ、通行障害の一因となったほか、土砂とともに住家に流入するなどして多大な被害をもたらした。
その他、電気、ガス、水道等のライフラインも寸断され、住民生活に大きな支障が生じた。
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![]() 朝倉市 流失した橋 |
![]() 朝倉市松末地区の被害状況 (兵庫県消防防災航空隊提供) |
![]() 日田市 土砂、流木等の 流入により全壊した住宅 |