長野県 / 平成18年7月豪雨

災害発生状況

災害の概要

平成18年7月15日以降、梅雨前線は本州付近に停滞し、南から前線に向かって多量の水蒸気が入り込んで前線活動が活発となったため、長野県では7月19日にかけて強い雨が断続的に降った。とくに平成18年7月18日夜半から7月19日明け方にかけては、県下全域で大雨となった。この大雨で、平成18年7月19日午前に天竜川が箕輪町で破堤し、岡谷市では数カ所で土石流が発生するなど各地で大きな災害となった。アメダス観測所16箇所で日降水量が7月として統計開始以来の1位となり、気象官署5箇所すべてで7月の「月最大24時間降水量」が統計開始以来の1位更新となるなど、記録的な大雨となった。また、平成18年7月15日の降り始めから7月19日までの長野県内の総降水量は、中部、南部の一部で500ミリを超え、この期間だけで7月の月降水量平年値の2倍前後となる地点が多数あった。なお、気象庁は全国各地で被害をもたらした平成18年7月15日から7月24日までの大雨について、「平成18年7月豪雨」と命名した。
〔長野地方気象台報道資料より〕

総雨量(7月15日~24日)

期間雨量と平年の7月の月間雨量との比較

毎日の雨量の経過

雨量経過図(7月15日~24日)

平成18年7月15日から7月24日の天気図

平成18年7月15日から7月24日の天気図

平成18年7月15日から7月24日の衛星画像

平成18年7月15日から7月24日の衛星画像

平成18年(2006年)豪雨 平成18年(2006年)豪雨

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