十日町市 / 新潟県豪雪災害(H18)

問題点・教訓

(1)河川改修工事

信濃川の整備方針
  • 市川(刈谷田川・五十嵐川)の助成事業等による流量増に対応する築提を実施する。
  • 橋梁取付及び排水施設などの付帯工事を実施する。
五十嵐川の整備方針
  • 洪水の流下する断面を確保するため、築堤、河道拡幅、河床掘削、橋梁の架替を行う。
  • 下流の河道蛇行区間においては洪水がスムーズに流下できるように屈曲部の解消を図る。
  • 堤防を保護するため、護岸を設置する。
  • 漏水のおそれがある箇所には漏水対策等を実施する。
刈谷田川の整備方針
  • 刈谷田川工区
    • 計画河床勾配の見直しと高水敷掘削などによる河道内整備により、計画高水流量を計画高水位以下で安全に流下させる。
    • 中之島町破提箇所の河道屈曲部は流路を是正し、洪水を安全に流下させる。
    • 刈谷田川流域で最大の市街地である見附市上流域に遊水地を設置し、河道への負担を低減させる。
  • 稚児清水川工区
    • 計画河床勾配の見直しと河床掘削などによる河道内整備により計画高水流量を計画高水位以下で安全に流下させ、また河床安定を図る河道改修を実施する。
      詳しい内容は三条のホームページへ

(2)防災無線システム等各種防災情報広報システムの構築

同報系防災無線システム
  • 三条市役所などから住民・企業等の方々に直接、災害関連情報を提供できるよう、約180ヶ所に屋外スピーカーを設置する。
  • 自治会長・民生委員の方々には、防災情報の伝達といった活動を行っていただくため、屋内の専用受信機を設置する。
  • 三条市が「何らかの」災害関連情報を提供していることをお知らせするために、28ヶ所にモーターサイレンを設置する。
コミュニティFM緊急割込み放送システム
  • 同報系防災無線システムとコミュニティFM(燕三条エフエム放送株式会社)とを連動させることにより、同FMを通じ、同報系防災無線システムで流れる災害関連情報と同じ情報を同時に放送する。
CATV(ケーブルテレビ)緊急割込み放送システム
  • 同報系防災無線システムとCATV(株式会社NCT)とを連動させることにより、同CATVを通じ、同報系防災無線システムで流れる災害関連情報と同じ情報を同時に字幕放送する。

(3)水害対応防災マニュアル

7・13水害を教訓に、市民の方々に対しての避難情報に関する周知や、職員間の情報共有についてマニュアル化し、水害による被害を最小限にとどめるために作成。
 詳しい内容は三条のホームページへ

(4)ハザードマップ

五十嵐川、刈谷田川、信濃川について国土交通省及び新潟県が策定した浸水想定区域図をハザードマップにして公開。
 詳しい内容は三条のホームページへ

(5)電子メールの配信サービス

災害時における市民に対しての情報伝達手段として、インターネット網を利用した電子メールによる災害情報の伝達サービスを開始。
 詳しい内容は三条のホームページへ

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