兵庫県 / 阪神・淡路大震災

ライフライン被害状況

水道施設の被害状況と対応
状況   兵庫県下の断水戸数 127万戸 ( 9市5町において断水が継続 )
対応
  • タンクローリー、給水車による緊急給水
  • 全国からのポリタンク・ペットボトルによる水の配布
  • 海上保安庁、海上自衛隊、大阪市港湾局の船舶からの給水
  • 散水車、コンクリートミキサー車等による防火用水も兼ねた生活用水の給水
電気施設の被害状況と対応
状況
停電戸数 H7/1/17 (7時30分)  100 万戸(大阪の一部を含む)
被害総額 2,300 億円
  変電・配電関連設備 1,900 億円
業務設備(神戸支店、三宮、兵庫、西宮の各営業所) 200 億円
土木設備(道路、護岸) 70 億円
その他 130 億円
対応 各電力会社などの移動用発電機車60台を被災地に投入し、病院等に優先的に緊急送電を行う。
日付 停電戸数 復旧戸数累計
H7/1/17 (20時) 50万戸 50万戸
H7/1/18 36 万戸 64 万戸
H7/1/19 11 万戸 89 万戸
H7/1/20 6 万戸 94 万戸
H7/1/21 3 万戸 97 万戸
H7/1/22 1 万戸 99 万戸
H7/1/23 - 100 万戸
ガス施設の被害状況と対応
都市ガス
H7/1/17 21時までに 神戸市・阪神地域で合計約84万5千戸の供給を停止
H7/1/19 ガス復旧のための応援隊第1陣が到着
H7/1/21 午後六時までに 道路でのガス漏れが4,600件、屋内での漏れが1,920件に達する
H7/1/22 宝塚市立病院、市立川西病院等の一部の施設の供給を再開
H7/1/25 大阪ガスと(財)兵庫県プロパンガス保安協会が、代替燃料としてLPガスを使用する家庭や避難所等に使用上の注意の文書を作成し配布

復旧作業遅れの原因

  • 雨水、水道管の破損等による導管への予想以上の水の流入
  • 多数の家屋倒壊、道路の瓦礫、道路の損壊による復旧隊の移動、道路の掘削の遅れ
  • 多数の路上駐車による道路の掘削の遅れ
  • 交通渋滞
  • 地中埋設導管の被害状況の把握、漏洩箇所の特定、修繕に多大な時間が必要

復旧作業の遅れにより、大阪ガス(株)ら神戸市、宝塚市、芦屋市、明石市、西宮市、川西市、伊丹市、尼崎市の各災害対策本部へカセットコンロ 112,500 台、ボンベ 520,500 本の提供

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