発生日時 | 平成23年3月11日14時46分 |
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マグニチュード | 9.0(暫定値) |
場所および深さ | 三陸沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)、深さ約24km(暫定値) |
発震機構等 | 西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型(CMT解) |
震度 | 【最大震度7】宮城県栗原市(クリハラシ)で震度7、宮城県の涌谷町(ワクヤチョウ)、登米市(トメシ)、大崎市(オオサキシ)、名取市(ナトリシ)など、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県28市町村で震度6強を観測したほか、東北地方を中心に、北海道から九州地方にかけて震度6弱~1を観測しました。 |
津波注意報 | 発表していた津波注意報は同年3月13日17時58分にすべて解除しました。 |
平成23 年3月11 日14 時46 分頃、三陸沖を震源とするM9.0 の平成23 年
東北地方太平洋沖地震が発生しました。この地震は、日本の観測史上類を見ない規模の大地震であり、1900 年以降に世界で発生した地震の中でも4番目の規模となる大地震でした。
県内では、最大震度6弱を観測したほか、地震によって発生した最大8.5m を超える大津波が陸前高田市、大船渡市、釜石市などの三陸沿岸地域を襲い、陸前高田市、大槌町、山田町、宮古市(田老地区)などでは壊滅的な被害が発生しました。
余震は、岩手県沖から茨城県沖にかけて、 震源域に対応する長さ約500km、幅約200kmの範囲に密集して発生しているほか、 震源域に近い海溝軸の東側でも発生しています。特に、福島県から茨城県の陸域の浅い場所では、M7.0の地震が発生し、 M4~M5程度の地震(震度3~4)も多発するなど、活発な活動が見られています。これまでに発生した余震は、M7.0以上は5回(7.7、7.5、7.4、7.1、7.0)、 M6.0以上は85回、M5.0以上は517回です。 また、最大震度4以上を観測した余震は179回です。(注:余震回数は7月8日09時現在の速報値で、後日の調査で変更になることがあります。)