平成30年度 CSF(豚コレラ)

防疫対応

防疫の基本方針

   豚コレラの防疫対策上、最も重要なのは、「発生の予防」と「早期の発見及び通報」、さらには「迅速かつ的確な初動防疫対応」である。

   国は、人、物等を介した諸外国から我が国への豚コレラウイルスの侵入を防止するため、水際における検疫措置を徹底する。

   豚等の所有者において何よりも重要なのは、豚等の健康観察、その記録等の飼養衛生管理基準を遵守するとともに、豚コレラが疑われる症状を呈している豚等が発見された場合に直ちに都道府県に届け出ることを習慣化し、確実に実行することである。

発生予防対策

   市町村及び関係団体の取組

   発生時に直ちに防疫専門家、緊急支援チーム等を現地に派遣できるよう、常に派遣候補者の人材育成を含めた派遣体制を整え、あらかじめ派遣候補者のリストアップを行う。また、必要に応じて、都道府県が取り組む家畜防疫員の人材育成を支援する。

   感染拡大の防止のために緊急ワクチン接種の実施が必要となったときに備え、十分な量のワクチンの確保が図られるよう必要な措置を講ずる。

   発生時に各種検査に係る衛生資材等の需要が急増した場合に、これら資材の供給が円滑かつ安定的に行われるよう、体制を構築する。

出典
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