津山市 / 平成10年台風第10号

保険・医療活動状況

被災者健康調査実施状況

区分 実施期間 対象 方法 出務人員 世帯数
状況調査 H10/10/19
~H10/10/21
・独居老人
・高齢者
・障害者世帯
訪問電話 ・津山市保健師・看護師
延べ24人(2日間)
 
検病調査 H10/10/22
~H10/11/1
・独居老人
・高齢者
・障害者世帯
・被災度の高い地域の全世帯
・その他の地域の被災度の高い世帯
訪問 ・津山市保健師・看護師
延べ65人(11日間)
・保健所保健師
延べ61人(6日間)
延べ126人
2,621世帯
付帯活動
・伝染病予防のための啓発チラシの配布
・体調不良者に受診、ショートステイ利用等の勧奨、応急薬品の配布
・ケアを要するケースについての関係機関との連絡・調整

避難所健康調査実施状況

避難所名 実施期間 方法 付帯活動
広済寮 H10/10/18~H10/10/30 1日1回巡回訪問 応急薬品配備
閉所後のアフターケア
(戸別訪問による巡回健康相談)
小桁公会堂 H10/10/19~H10/11/2
金屋公会堂 H10/10/19~H10/10/25
中央会館 H10/10/22~H10/11/3
勤労者福祉センター H10/10/22~H10/11/25

被災児童支援要員

ポポロつやま相談員、スクールカウンセラー、さわやか相談員、鶴山塾相談員、青少年育成センター相談員、小学校養護教諭、幼稚園教諭



環境衛生対策

被災地区は、下水道普及率が低く、人口密集地もあり、汚水や汚泥による汚染が著しく、また被災時期が秋であったため、夏季ほどではないものの、衛生状態は劣悪化し、伝染病発生予防のための防疫活動は重要かつ緊急課題となった。

  • ・防疫対策の実施に関する広報活動として、平成10年10月18日朝より広報車による広報活動、チラシを配布して啓発活動を実施。
  • ・家屋内外の清掃・消毒のための消毒剤調達は町内会で必要量の取りまとめが行われ、要請町内会への搬送を行った。


浸水家屋の便槽の雨水排除は生活に支障を生じる問題となり、市内の清掃業者の稼働能力をはるかに上回る需要があった。

  • ・委託業者にフル稼働と被災世帯優先収集を要請し、一刻も早い解消に努めた。
  • ・処理に要する経費については、「し尿処理手数料補助金交付要綱」を適用、浄化槽の清掃には津山市浄化槽清掃料金助成金交付要綱を新たに制定して、被災者の負担を軽減する措置を講じた。
ページの先頭へ戻る