平成30年度~ CSF(豚コレラ)

発生状況

概要

   豚コレラはアジアをはじめとする世界各地に分布。我が国は平成4年の発生事例以降、清浄化に向けて検討を進め、平成8年から清浄化対策を開始。平成25年にOIEによる豚コレラ清浄国の公式ステータスを取得(一時停止中)。
   平成30年9月9日、岐阜県岐阜市の養豚場において26年ぶりに発生。令和元年5月3日までに22例の発生を確認。各事例について、適切な封じ込め措置を実施。
   岐阜県の発生農場の周辺地域を中心に、野生イノシシの豚コレラウイルス感染が続いており、感染拡大防止対策を実施中。

国内における平成30年度 CSF(豚コレラ)の発生・検出状況

   本年9月9日岐阜市の養豚場で26 年ぶりとなる豚コレラの発生が確認された(1例目)。
   9月11 日に1例目の防疫措置が完了した後、9月13 日に岐阜市打越地内(椿洞地区)で死亡イノシシが発見され、豚コレラに感染していたことが確認された。15 日には岐阜市大洞で発見された死亡イノシシも豚コレラ感染が確認された。イノシシの豚コレラ感染は前者の椿洞地区と後者の大洞地区を中心に死亡あるいは捕獲されたイノシシで確認され、12 月14 日現在、椿洞地区で28 頭、大洞地区で40 頭、大洞地区周辺の可児地区と八百津地区でそれぞれ3頭に上っている。11 月16 日には岐阜市畜産センター公園(2例目)、12 月5日には岐阜県畜産研究所(3例目)、12 月10 日にはイノシシ飼育場(4例目)、12 月15 日には岐阜県農業大学校(5例目)で豚コレラの発生が確認され、それぞれ1~3日で防疫措置が完了した。

出典
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