長野県・岐阜県/御嶽山噴火災害(平成26年9月)

災害発生状況

噴火後の状況

御嶽山 火砕流の状況(中部地方整備局の滝越カメラによる。2014年9月27日11時56分)
・山の南西方向に火砕流が3km を超えて流下しました。

御嶽山 噴火開始前後の状況(2014年9月27日11時50分と12時40分の比較)
(中部地方整備局設置の滝越カメラによる)
・山の南側斜面を火砕流が3kmを超えて流下しました。右図四角枠内に火砕流が堆積しています。

御嶽山 赤外熱映像装置による山頂付近の観測
(2014年9月28日15時30分、陸上自衛隊の協力により山頂北側の上空海抜約 3,600mから撮影)
・剣ヶ峰の南西側で、活発な噴煙が上がっている主に3ヶ所(右図円内)の高温域を観測しました。
・噴火口周辺を除いては、日射の影響があるものの地熱域は特に認められませんでした。

御嶽山 火口位置
・剣ヶ峰山頂の南西側に北西から南東に伸びる火口列が形成していました。

御嶽山 2014年9月27日噴火の火山灰の等重量線図(東京大学地震研究所提供)
・東京大学地震研究所の現地調査によると、御嶽山の北東山麓を中心に降灰が確認されました。

「火山活動解説資料(御嶽山)」(気象庁ホームページより)
出典
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