問題点・教訓
救援物資の受入と配給体制について
食料等救援物資の受入と配給 |
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検証項目の目的 |
| 物資の手配、配給体制を確立する |
| 必要数量を把握し、十分な量、質を確保する |
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対応の分析・評価 |
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運搬車両は手配が早く、人的機動力も十分であった |
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ストックヤード、配給基地としてネーブルの存在が大きかった |
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救援物資の発注体制が多極化しており、混乱があった |
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配給作業では作業が非効率的であった |
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過剰受入の物資があり、処理できなかった |
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温かい食事や変化に富んだ副食に対する要望に応えられなかった |
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主な課題 |
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当初は本部、県、各種団体、個人の支援申し出を、所轄単位で受け入れていた |
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職員の待機時間が多すぎる |
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物資搬入の時間が不規則 |
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市で必要としている物資(種類・数量)の情報が県や他自治体に周知されていない |
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数量、設備、賞味期限の問題があり、パンやおにぎりに頼るしかなかった |
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今後の提案 |
| 1. |
物資発注の一元化、在庫管理の徹底 |
| 2. |
県及び被災市町村共同での、広域的物資受入れ・配給拠点の設置 |
| 3. |
避難所の在庫物資数の定時報告 |
| 4. |
大量の物資を短時間で効率的に搬入できるよう、フォークリフトが稼働できるストックヤードが望ましい |
| 5. |
通常の運搬車両はキャラバンタイプの汎用性が高い |
| 6. |
業者から避難所への直接配給体制の確立 |
| 7. |
民間物流業者を加えた受け入れ体制の整備 |
| 8. |
物資の搬入時間の指定が可能なら行う。物によっては予め別の保管先を指定 |
| 9. |
主食の変更は難しいが、果物や副食の充実は可能 |
| 10. |
衣類の古着や中古物資は受け入れしない |
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近隣市町村の人的応援 |
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検証項目の目的 |
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対応の分析・評価 |
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