
2011年12月20日
NPO法人 コメリ災害対策センター
8月25日9時にマリアナ諸島の西の海上で発生した台風第12号は、発達しながらゆっくりとした速さで北上し、28日には強風半径が500キロメートルを超えて大型の台風となり、30日には中心気圧が965ヘクトパスカル、最大風速が35メートルの大型で強い台風となった。
台風は、その後もゆっくりとした速度で北上を続け、30日に小笠原諸島付近で進路を一旦西に変えた後、9月2日には暴風域を伴ったまま北上して四国地方に接近し、3日10時前に高知県東部に上陸した。その後、台風はゆっくりと北上して四国地方、中国地方を縦断し、4日未明に日本海に進んだ。
台風が大型で、さらに台風の動きが遅かったため、長時間台風周辺の非常に湿った空気が流れ込み、西日本から北日本にかけて、山沿いを中心に広い範囲で記録的な大雨となった。
特に紀伊半島では、8月30日17時からの総降水量は広い範囲で1000ミリを超え、奈良県上北山村にあるアメダスでは72時間雨量が1652.5ミリとこれまでの国内の観測記録である1322ミリ(宮崎県神門(みかど))を大幅に上回り、総降水量は1808.5ミリに達し、一部の地域では解析雨量で 2000ミリを超えるなど、記録的な大雨となった。
このため、土砂災害、浸水、河川のはん濫等により、和歌山県、奈良県、三重県などで多数の死者、行方不明者が発生したほか、北海道から四国にかけての広い範囲で床上床下浸水などの住家被害、田畑の冠水などの農林水産業への被害、鉄道の運休などの交通障害が発生した。
| カセットボンベ発電機 | 高圧洗浄器・ローリータンク |
乾電池 |
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![]() 避難所、普及現場などで使用 |
![]() 家の洗浄などで使用 |
![]() 懐中電灯などで使用 |