コメリ災害対策センターについて

活動報告

コメリ災害対策センターの活動をご紹介します。
多くの人々の努力で災害の被害からたくましく復興していく市町村の姿をコメリは応援しています。

2022年10月29日 岩手県総合防災訓練

 岩手県が主催で大船渡市、陸前高田市、住田町の3か所を会場とし防災訓練が行われました。
  当法人は大船渡市の会場で防災用品の展示を行いました。

 各団体による商品の展示、給水車や救急車消防車、はしご車、自衛隊の車など災害対応車の展示、さらに本物の車から要救助者を救助するなどの訓練も行われました。


 最も注目を集めたのは発電機とポータブル電源でした。参加している方は、主催側、お客様側を問わず、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれによる東日本大震災を経験したという方がほとんどでした。そのため電気が早く欲しかった経験、それを踏まえ備えておかなければならない思いがあるとお話を聞きました。ただ、現実問題として簡単に手を出せる価格ではないことがネックであることも教えていただきました。コメリとしてお役に立たねばと感じた場面でもありました。


 

 ちなみに、「東北地方太平洋沖地震」は気象庁が定めた地震という現象を指す言葉で、「東日本大震災」は政府が定めた地震によって引き起こされた災害を指します。別称ではなく、全く別のものを指しています。


 また、海沿いの地域ということもあり、船舶に使用するための軽油缶にも注目が集まりました。ヒーター付きインナーベストなど季節に合った防災用品も人気でした。


 岩手県知事も当法人の活動や展示品について、「大変有意義で必要な活動、今後も連携していきたい」とお声をかけてくださいました。


 地域に合わせた防災用品をご提案できるよう、今後も知識とデータを蓄積して精進していきます。