コメリ災害対策センターの活動をご紹介します。
多くの人々の努力で災害の被害からたくましく復興していく市町村の姿を、防災、減災に取り組む人々を、コメリは応援しています。
NPO法人コメリ災害対策センターでは、広報誌「サポート」を発行し、平常時における全国の各自治体との情報交換に努めております。各自治体における災害対策への取組みや支援協定の締結状況、当センターの活動などをご紹介しており、各方面での災害対策にお役立ていただければ幸いです。
特集 能登半島地震~物資供給の課題と解決策~
2024年1月1日、16時10分ごろ、石川県能登地方を中心に、最大震度7を観測する大地震が発生しました。地震の規模を示すマグニチュードは7.6。過去に大きな被害をもたらした阪神・淡路大震災や熊本地震を発生させた地震のマグニチュードは7.3であり、それを上回る規模であったことがうかがえます。
この地震による被害は、家屋の倒壊、道路の損壊、地盤隆起、火災や液状化など甚大なものでした。特に被害の大きい奥能登地方は半島という地形上、道路網が限られ、道路の復旧に時間が必要でした。そのため、ライフラインの復旧や、仮設住宅の建設にも時間を要しました。
コメリ店舗は、元旦で全店休業していたため人的被害は免れましたが、50店舗で商品落下や設備の破損といった被害が確認されました。早期の営業再開により社会のインフラとして役割を果たすため力が尽くされました。
またNPO法人コメリ災害対策センターでは、石川県庁や能登半島地域の多くの被災自治体と「災害時における物資供給に関する協定」を締結しており、これに基づいて物資の供給が実施されました。
今回、サポートNo.28では、能登半島地震で被災者への対応に当たった石川県庁や被災自治体の皆様より、状況を伺いました。