いざという時のために備えておきたい防災用品を、自治体や町内会での備蓄用品と、ご家庭用の持ち出し用品・避難用品に分けてまとめました。
非常時には意外なものが意外なことに役立ちます。防災グッズに関する知恵や工夫をご紹介します。
保存食は、缶づめやカンパンなど普段食べ慣れないものが多くあります。 缶づめには様々な種類がありますが、比較的味が濃いものが多く、食べ続けるのは辛いものです。 保存食には、好きな味付けや食べ慣れたものを入れたり、フリーズドライの野菜を入れて置くと、飽きずに食べることができます。 また、発熱剤等で温められる保存食は湯気と香りが立ち、緊急時でも心を安らげることができます。
500mlのペットボトルで用意しておくと扱いやすく、空いたペットボトルをすぐに利用できるので便利です。 ミネラルウォーターにも賞味期限があります。未開封で常温保存の場合、500mlペットボトルで半年~1年、2リットルで2年程度とされています。また、長期保存水は5年程度が多いようです。 ミネラルウォーターは普段から使えるものですので、最初に多めに購入し、賞味期限の短いものから順番に使用し、順次補充すると賞味期限切れの心配がありません。
普段は食品保存に使用するラップですが、非常時は様々な用途で活用できます。 食器に巻いてお皿を使用することで節水になります。また、炊き出しの際に、軍手の上にラップを敷いておにぎりを握ると衛生的です。使用済のラップは、丸めてスポンジ替わりに使用することもできます。 ラップは防水が出来ますので、通帳などの貴重品や携帯電話やスマートフォンなどの精密機器の保護にも役立ちます。 他にも、怪我をした際の保定や体に巻いて防寒対策に利用できます。
ダンボールは、運搬用具としてはもちろん、生活用品として様々なところに活用できます。 床に敷いてマット替わりにしたり、防音効果があるため間仕切りとして使用します。特に避難所ではプライバシー保護に役立てることができます。 また、ダンボールにビニール袋を被せ、簡易トイレとして利用することもできます。
災害時に情報を入手しやすいのがラジオです。持ち運びができるので、何か他の行動をしながらでも情報収集することができます。いざという時に役立つ災害時仕様の機能を持つラジオが理想的です。 明暗に関係なく聞けることも大切です。目を閉じて聞くことで落ち着いて冷静な判断をすることができます。情報を一切絶たれることで、不安やストレスを感じるようになり、精神や体調に支障をきたす可能性があります。 スマートフォン、携帯電話の充電ができるラジオを用意しておくと安心です。
抱っこひも・スリリング
赤ちゃんに身が届き、両手が自由になるので避難時や避難所でも安心です。また、避難所へは、ベビーカーに必要な荷物をできるだけ入れていくようにします。
ネームタグ
子供とはぐれてしまった時に備え、名札には血液型や緊急連絡先などをかいておきます。
お気に入りのおもちゃ
子供も大人と同じように衝撃を受け、心が落ち着かなくなります。環境の変化などによるストレスを軽減するためにもお気に入りのものを用意しておきます。
紙おむつ(3日分)・おしり拭き
できるだけ多めに用意しておくとよいです。救援物資が届くまでの目安として、最低限3日分を用意しておきます。おしりふきは大人などを拭くことができ便利です。
ラップ
食器にラップを敷いて使用すると、衛生的で食器洗いが不要!
ガムテープ
避難生活での伝言メモなど、いざという時に役立つ!
ダンボール
運搬・生活用品だけでなく、防寒などいろいろ使える!
ごみ袋
水の運搬・食器洗いなど多用途に使える!