家畜伝染病 災害時必要物資

家畜
伝染病
epidemic


平成30年度 豚コレラ(長野県)

2018年9月、国内で26年ぶりとなる豚コレラの発生が確認され、翌年2月には隣接する県にも感染が拡大する事態となりました。
豚コレラは、鳥インフルエンザ等と同様に拡大防止のために処理完了時間が定められています。コメリ災害対策センターは4府県からご要請をいただき、近隣の店舗と連携しながら物資の供給をいたしました。

物資要請内容

NPO法人コメリ災害対策センターへ要請のあった物資
2月6日
(店舗対応)
  • 厚手ゴム手袋 43双
  • 長靴 30足
  • ハンドソープ 6個
  • ブルーシート 4枚
  • 消毒スプレー 1個
2月7日
(店舗対応)
  • てみ 44個
2月8日
(店舗対応)
  • ウェットティッシュ 11個
2月10日
(店舗対応)
  • ブロック 10個
  • 防鳥網 9個
  • 合板 5枚
  • 錐 2個
  • 針金 2個
  • ペンチ 2個
  • 丸釘 2本
  • ロープ 2本
  • コートバンド 1本
2月11日
(店舗対応)
  • 丸釘 2本
  • ペンチ 1個
  • 両口玄能 1個
2月13日
(店舗対応)
  • 合羽 17着
2月14日
(店舗対応)
  • 土のう袋 50枚

感染状況とコメリ災害対策センターへの物資要請状況

長野県(宮田村)の事例

所在地

長野県宮田村

飼養状況

2,444頭

発生確認日

平成31年2月6日

経緯

年月日  
平成31年 2月5日
愛知県庁から長野県庁へ第一報
養豚場管理者に対し、他者の養豚場への立入の禁止と入り口の制限を指示
各家畜保衛生所に関連農場の有無を照会
松本家畜保健衛生所において全PCR検査を開始
2月6日 全PCR検査を完了、陽性確認
農水省との協議を経て、疑似患畜と決定
2月8日 防疫措置完了

発生時の状況

平成31年2月5日、発生農場から肥育豚 80 頭を搬入、松本市にあると畜場へ 38 頭出荷。伊那家畜保健衛生所で農場の立入検査を、松本家畜保健衛生所でと畜場の立入実施した。2月6日、松本家畜保健衛生所の遺伝子検査で陽性を確認。国との協議により、疑似患畜と決定された。

出典