地震 災害時必要物資

地震earthquake


新潟県中越沖地震

平成19年7月16日午前10時13分に発生した新潟県中越沖地震。
新潟県柏崎市を中心として襲った生活直下型の地震で、3年前に起こった中越地震復興のさなかでの再被災でした。また、被災住民は7月の暑さの中で避難生活を余儀なくされました。

要請物資の遷移

要請物資は経過とともに変化し、特に避難所からのニーズは、発生当日、3日、1週間、そして気候の変化によって変わります。

新潟県中越沖地震
月日 状況 コメリへの要請物資
7/16発生当日 二次被害防止、復旧活動
・東北電力館内ほぼ全域で停電
・電源車約70台配置
・避難所 77箇所
・ブルーシート5,000枚
・ブルーシート700枚
・5,000人×2食分・水を要請(柏崎市から新潟県への要請)
【避難所用 炊き出し用】
・軽油・ドラム缶・軽油ポンプ・水・食料

※物資の写真は一例です。実際にお送りする物資とは仕様が異なる場合があります。

物資詳細
ブルーシート【復旧活動】ブルーシート

壊れた屋根に被せ、雨漏りの防止や、強風等による二次災害防止に使用した。

仕様 3.6×5.4m 薄手(ケース入数:10)
備考 避難時、雨漏防止、避難所では下に敷く。
災害使用例 H19 新潟県 中越沖地震にて、地震発生直後より需要大。
使い捨て食器【炊き出し用】使い捨て食器

自衛隊炊き出し配布用として使用。断水被害が続いたため、使い捨て食器が使用された。

仕様 紙コップ:205ml (50個)
紙プレート:18cm(30枚)
どんぶり:大(10個)
備考 避難時。※緊急避難時に需要あり。

月日 状況 コメリへの要請物資
7/17 2日目
・大量の救援物資で保管場所がなくなる
・ウェットティッシュ5,000個
・タオル10,000枚
・大型ペール(丸)300個
・大型ペール(丸)300個
7/18 3日目
より実生活に近づいた物資の要請
・支援物資の受入れ、分配を民間団体へ依頼
【避難所用】
・トイレ用ゴムサンダル・折りたたみ台車
7/19 4日目 【避難所用】
20品目を14セット供給
・コック付水缶・キッチンタオル・ビニール手袋・ウェットティッシュ・ゴミ袋・ペットボトル水・おむつ・アルコール消毒液(手洗い用)・シャンプー/リンス・ボディソープ・タオル・電気ポット・延長コード・携帯電話用充電器・冷却ジェルシート・ねずみとり・ハエ取り ・子供用プール
3品目を51セット供給
・ゴキブリ駆除用品・ハエ取り・蚊取り線香
7品目を43セット供給
・ペーパータオル・ビニール手袋・シャンプー/リンス・ボディソープ・電気ポット・延長コード・手回し発電ラジオライト(携帯充電用)
7/27 12日目 ・自衛隊炊き出し終了  

※物資の写真は一例です。実際にお送りする物資とは仕様が異なる場合があります。

物資詳細
扇風機【避難所用】扇風機

比較的早い段階で電気が復旧したため要請あり。体育館のような大きな避難所ではコードリールや延長コードなども必要。

仕様 コンパクト収納
消費電力:41/45(50/60Hz)
備考 夏季避難生活時、涼を取る為に使用。
手回し発電ラジオライト(携帯充電用)
手回し発電ラジオライト
(携帯充電用)【避難所用】

生活の中で携帯電話の必要性は高く、特に避難所では情報のやり取りが不可欠。

仕様 携帯電話への緊急充電も可能
備考 停電時、避難生活時。
災害使用例 H19 新潟県 中越沖地震にて、地震発生直後より需要大。
扇風機【避難所用】

避難所に設置し、氷の柱を立てて暑さをしのぐために使用された。


仕様 約直径150×高さ30cm(空気注入前)
水抜き栓付
3気室
最大水量:約340リットル
備考 氷の柱を立てて暑さをしのぐために使用された。
※新潟県中越沖地震時供給。
携帯トイレ【避難所用】携帯トイレ

断水被害により要請あり。
プライバシー保護のための間仕切りダンボールなども合わせて使用すると便利。車内避難時にも使用。

仕様 緊急ミニトイレ2個入り (ケース入数:10)
備考 断水時、避難生活時。(車内避難時)
災害使用例 H19 新潟県 中越沖地震にて需要あり。

月日 状況 コメリへの要請物資
8/1 17日目
・水道の復旧が進む
・猛暑が続く
8月以降も供給が続いた物資(市から県への要請)
・ブルーシート
・食器類
・氷柱
都市ガスが復旧していない過程に限定し、ガスコンロを配布
8/2 18日目
・避難所が50箇所に減少
8/10 20日目
・飲料用巡回給水を終了
8/27 37日目
・都市ガス復旧
8/31 41日目
・避難所を閉鎖

〔状況:柏崎市HPより〕