平成28年度 高病原性鳥インフルエンザ
2016年(平成28年)11月28日、H5N6亜型のウイルスによる高病原性鳥インフルエンザが青森県下で発生しました。
高病原性鳥インフルエンザの国内発生としては、2014年12月から翌年1月にかけて発生したH5N8亜型のウイルスによる流行以来、およそ2年ぶりのこととなりました。発生時の状況と、防疫措置に使用された要請物資をまとめました。
物資要請内容
NPO法人コメリ災害対策センターへ要請のあった物資 |
11月29日 |
- 薄手手袋 10,600双
- 紙コップ 11,000個
- フェイスタオル 7,400枚
- 耐油長靴 2,748足
- ゴーグル 1,760個
- フレコンバッグ 1,600枚
- サンダル 1,300足
- 雨合羽 280着
- インナー手袋 200枚
- 作業用ロープ 150個
- 土のう袋 100枚
- 簡易マスク 60枚
- ブルーシート 60枚
- 杭 50本
- 台車 25台
- 剣スコップ 20本
- 角スコップ 20本
- 防塵マスク 20枚
- バスタオル 20枚
- 園芸用スプレー 20個
- 洗車ブラシ 20個
- 懐中電灯 20個
- 軍手 12双
- ガソリン缶 6個
- 一輪車 5台
- PPロープ 4個
- カッター 3本
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11月29日 (店舗対応) |
- 厚手手袋 414双
- ポリ袋 70L 190枚
- 消石灰 109袋
- 雨合羽 29着
- ペールふた 16個
- 台車 15台
- ペール 90L 6個
- ペール 70L 4個
- ペール 45L 4個
- ペール 60L 2個
- 漬物容器 2個
- 掛矢 1本
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11月30日 |
- ポリ袋 70L 32,000枚
- 消石灰 3,237袋
- フレコンバッグ 200枚
- ペール 90L 35個
- ペールふた 35個
- バケツ 20個
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11月30日 (店舗対応) |
- 厚手手袋 804双
- ポリ袋 70L 430枚
- セーフティーゴーグル 400個
- コンパネ 250枚
- 耐油長靴 82足
- 不織布帽子 72枚
- 洗濯ネット 31枚
- ペーパータオル 25個
- ハンドソープ 20個
- 乾電池 20本
- 水缶 14個
- ヘルメット 10個
- 測量ポール 10本
- 掛矢 4本
- 作業用ロープ 2個
- メガホン 2個
- コートバンド 1個
- PPロープ 1個
- ホース 1個
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12月1日 |
- 厚手手袋 8,570双
- フレコンバッグ 2,520枚
- 薄手手袋 2,400双
- セーフティゴーグル 2,400個
- フェイスタオル 2,000枚
- 紙コップ 2,000個
- 雨合羽 1,140着
- サンダル 1,140足
- バスタオル 480枚
- 軍手 360双
- アルミレジャーシート 180個
- 耐油長靴 160足
- 土のう袋 150枚
- 測量杭 100本
- ペーパータオル 60個
- ブルーシート 50枚
- 一輪車 40台
- 台車 32台
- 竹ぼうき 30本
- 懐中電灯 25個
- 洗車ブラシ 20個
- 角スコップ 20本
- 園芸用スプレー 20個
- 誘導灯 15個
- ガソリン携行缶 12個
- 灯油ポンプ 10個
- 掛矢 10本
- 作業用ロープ 6個
- カッター 5本
- PPロープ 4個
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12月1日 (店舗対応) |
- ロックタイ 6,100本
- ポリ袋 90L 3,630枚
- ポリ袋 70L 3,550枚
- 消石灰 667袋
- 軍手 600双
- サンダル 304足
- 紙コップ 250個
- マジック 207本
- コンパネ 180枚
- フレコンバッグ 154枚
- 雨合羽 80着
- フェイスタオル 80枚
- 台車 60台
- 乾電池 56本
- 灯油缶 47個
- 安全ベスト 38着
- バスタオル 36枚
- ペーパータオル 25個
- クリプトン球 20個
- 測量ポール 20本
- 布テープ 20個
- 養生シート 19枚
- メガネくもり止め 19個
- はさみ 18本
- 体温計 17本
- バケツ 14個
- LEDランタン 14個
- コンテナ 10個
- 血圧計 8個
- ペール 90L 6個
- ペールふた 6個
- ヘルメット 5個
- ハンドソープ 5個
- ガソリン缶 4個
- コートバンド 2個
- クリップボード 2個
- 延長コード 2個
- フィルター 2個
- ブルーシート 1枚
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12月2日 |
- ポリ袋 90L 21,150枚
- サンダル 1,590足
- ポリ袋 70L 1,250枚
- 消石灰 1,122袋
- 耐油長靴 850足
- ボールペン 525本
- マジック 500本
- 体温計 100本
- ペール 90L 85個
- ペールふた 85個
- バケツ 60個
- ブルーシート 60枚
- ヘルメット 55個
- 延長コード 10個
- 救急セット 10個
- 自動血圧計 8個
- 水缶 6個
- 石灰散布機 5台
- マイカ線 2個
- 水道用ホース 1個
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12月2日 (店舗対応) |
- 乾電池 348本
- 雨合羽 80着
- ヘルメット 50個
- バケツ 37個
- 灯油缶 27個
- LEDランタン 20個
- 木製ポール 18本
- 延長コード 8個
- ガソリン携行缶 6個
- 水缶 6個
- フィルター 2個
- 測量ポール 2本
- 電池チャージャー 2個
- ホースリール 1個
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12月3日 (店舗対応) |
- 角スコップ 127本
- 竹箒 90本
- カッター 50本
- レーキ 16本
- バケツ 16個
- ショベル 13本
- 動力散布機 3台
- 動力噴霧器 1台
- 整地板 1枚
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12月4日 (店舗対応) |
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12月5日 |
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12月5日 (店舗対応) |
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感染状況とコメリ災害対策センターへの物資要請状況
新潟県1例目(関川村)の事例
所在地
新潟県関川村
飼養状況
採卵鶏315,300羽
発生確認日
平成28年11月29日
経緯
年月日 |
|
平成28年 |
11月28日 |
当該農場の管理人が家畜保健衛生所に通報 簡易検査陽性 |
11月29日 |
PCR検査によりH5亜型鳥インフルエンザウイルスを検出 (疑似患畜と判定) |
殺処分等の防疫措置を開始 |
疫学調査チームによる現地調査 |
12月1日 |
高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)の患畜と判定 |
12月5日 |
防疫措置を完了 |
12月20日 |
清浄性確認検査で陰性を確認し、搬出制限区域を解除 |
12月27日 |
移動制限区域を解除 |
発生時の状況
当該農場の発生鶏舎の1日当たりの死亡羽数は通常5~6羽程度であったが、平成28年11月28日朝に1か所にかたまって20~30羽が死亡しており、その周囲には沈うつを呈す個体もみられた。午後も同様に、さらに20~30羽が死亡していたことから、管理人が下越家畜保健衛生所(以下「下越家保」という。)に通報した。下越家保が簡易検査を実施した結果、陽性が確認された。
感染状況とコメリ災害対策センターへの物資要請状況
新潟県2例目(上越市)の事例
所在地
新潟県上越市
飼養状況
採卵鶏228,500羽
発生確認日
平成28年11月30日
経緯
年月日 |
|
平成28年 |
11月30日 |
当該農場の管理人が家畜保健衛生所に通報 簡易検査陽性 |
PCR検査によりH5亜型鳥インフルエンザウイルスを検出 (疑似患畜と判定) |
12月1日 |
殺処分等の防疫措置を開始 |
疫学調査チームによる現地調査 |
12月2日 |
高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)の患畜と判定 |
12月6日 |
防疫措置を完了 |
12月21日 |
清浄性確認検査で陰性を確認し、搬出制限区域を解除 |
12月28日 |
移動制限区域を解除 |
発生時の状況
当該農場の発生鶏舎の1日当たりの死亡羽数は通常15~20羽程度であったが、平成28年11月29日に40羽、11月30日に80羽に増加し、南側(第7鶏舎側)の窓側付近で死亡鶏が散見されたため、管理人が上越家畜保健衛生所(以下「上越家保」という。)に通報した。上越家保が簡易検査を実施した結果、陽性が確認された。