2016年(平成28年)11月28日、H5N6亜型のウイルスによる高病原性鳥インフルエンザが青森県下で発生しました。
高病原性鳥インフルエンザの国内発生としては、2014年12月から翌年1月にかけて発生したH5N8亜型のウイルスによる流行以来、およそ2年ぶりのこととなりました。発生時の状況と、防疫措置に使用された要請物資をまとめました。
岐阜県(山県市)の事例
所在地
岐阜県山県市
飼養状況
採卵鶏81,500羽
発生確認日
平成29年1月14日
経緯
年月日 | ||
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平成29年 | 1月14日 | |
当該農場の管理人が家畜保健衛生所に通報 簡易検査陽性 |
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PCR検査によりH5亜型鳥インフルエンザウイルスを検出 (疑似患畜と判定) |
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殺処分等の防疫措置を開始 | ||
1月15日 | 疫学調査チームによる現地調査 | |
1月16日 | 高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)の患畜と判定 | |
1月17日 | 防疫措置を完了 | |
2月1日 | 清浄性確認検査の結果、搬出制限区域を解除 | |
2月8日 | 移動制限区域を解除 |
発生時の状況
当該農場の発生鶏舎(幼雛舎)における1日当たり死亡羽数は通常0~3羽程度であったが、平成29年1月14日に死亡羽数が103羽に増加したため、管理人が中央家畜保健衛生所(以下「中央家保」という。)に通報した。中央家保が簡易検査を実施した結果、陽性が確認された。発症・死亡鶏は、鶏舎出入口と反対の壁側で、直立4段ケージの主に2段目と3段目に固まって確認されたとのこと。