2016年(平成28年)11月28日、H5N6亜型のウイルスによる高病原性鳥インフルエンザが青森県下で発生しました。
高病原性鳥インフルエンザの国内発生としては、2014年12月から翌年1月にかけて発生したH5N8亜型のウイルスによる流行以来、およそ2年ぶりのこととなりました。発生時の状況と、防疫措置に使用された要請物資をまとめました。
宮崎県1例目(川南町)の事例
所在地
宮崎県川南町
飼養状況
肉用鶏117,000羽
発生確認日
平成28年12月19日
経緯
年月日 | ||||
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平成28年 | 12月19日 | |||
当該農場の管理人から農場指導員、管理獣医師を通じて、家畜保健衛生所に通報 簡易検査陽性 |
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PCR検査によりH5亜型鳥インフルエンザウイルスを検出 (疑似患畜と判定) |
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12月20日 | 殺処分等の防疫措置を開始 | |||
疫学調査チームによる現地調査 | ||||
12月21日 | 防疫措置を完了 | |||
高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)の患畜と判定 | ||||
平成29年 | 1月5日 | 清浄性確認検査の結果、搬出制限区域を解除 | ||
1月12日 | 移動制限区域を解除 |
発生時の状況
当該農場の発生鶏舎における過去3週間の1日当たり平均死亡羽数は約11羽であったが、平成28年12月19日に死亡羽数が112羽に増加したため、農場従業員は出荷手伝いのため当該農場に来場していた系列事業者の農場指導員に相談した。農場指導員は、同様の目的で当該農場に来場していた管理獣医師に相談し、当該獣医師は宮崎家畜保健衛生所(以下「宮崎家保」という)に通報した。宮崎家保が簡易検査を実施した結果、陽性が確認された。
宮崎県2例目(木城町)の事例
所在地
宮崎県木城町
飼養状況
肉用鶏166,200羽
発生確認日
平成29年1月24日
経緯
年月日 | ||
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平成29年 | 1月24日 | |
当該農場の管理人から、農場指導員、管理獣医師を通じて家畜保健衛生所に通報 簡易検査陽性 |
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PCR検査によりH5亜型鳥インフルエンザウイルスを検出 (疑似患畜と判定) |
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1月25日 | 殺処分等の防疫措置を開始 | |
疫学調査チームによる現地調査 | ||
1月26日 | 高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)の患畜と判定 | |
防疫措置を完了 | ||
2月10日 | 清浄性確認検査の結果、搬出制限区域を解除 | |
2月17日 | 移動制限区域を解除 |
発生時の状況
当該農場の発生鶏舎における1日当たりの死亡羽数は通常数羽程度であったが、平成29年1月22日に18羽、23日に19羽、1月24日には110羽と死亡羽数が増加したため、管理人が農場指導員及び管理獣医師に通報した。管理獣医師は簡易検査で陽性を確認したため、宮崎家畜保健衛生所(以下「宮崎家保」という。)に通報し、宮崎家保が再度、簡易検査を実施した結果、陽性が確認された。