2016年(平成28年)11月28日、H5N6亜型のウイルスによる高病原性鳥インフルエンザが青森県下で発生しました。
高病原性鳥インフルエンザの国内発生としては、2014年12月から翌年1月にかけて発生したH5N8亜型のウイルスによる流行以来、およそ2年ぶりのこととなりました。発生時の状況と、防疫措置に使用された要請物資をまとめました。
佐賀県(江北町)の事例
所在地
佐賀県江北町
飼養状況
肉用種鶏39,900羽
発生確認日
平成29年2月4日
経緯
年月日 | ||
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平成29年 | 2月4日 | |
当該農場の管理人から、管理獣医師を通じて、家畜保健衛生所に通報 簡易検査陽性 |
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PCR検査によりH5亜型鳥インフルエンザウイルスを検出 (疑似患畜と判定) |
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殺処分等の防疫措置を開始 | ||
2月5日 | 疫学調査チームによる現地調査 | |
2月6日 | 高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)の患畜と判定 | |
防疫措置を完了 | ||
2月21日 | 清浄性確認検査の結果、搬出制限区域を解除 | |
2月28日 | 移動制限区域を解除 |
発生時の状況
当該農場の発生鶏舎での死亡羽数は通常1週間に1羽程度であったが、平成29年2月4日に死亡羽数が40羽に増加したため、農場の管理獣医師が簡易検査を実施したところ陽性であった。このため、管理獣医師が西部家畜保健衛生所(以下「西部家保」という。)に通報した。西部家保が簡易検査を実施した結果、陽性が確認された。